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沖縄のお盆に海に入るのはダメ?3つ理由と安全な楽しみ方

「沖縄のお盆に海に入るのはダメ」、こんな言葉を聞いたことがありますか?

 

私は、沖縄旅行の下調べの時に知りました。

「沖縄のお盆に海に入ると霊に連れていかれる」という言葉を聞いて、沖縄の海って怖いと思いましたが、よくよく調べると沖縄の風習や海の危険性について語っていることがわかりましたよ。

 

そこで今回は、「沖縄のお盆に海に入るのはダメ」と言われている理由と海での安全な楽しみ方についてご紹介していきます。

 

 

沖縄のお盆に海に入るのがダメな3つの理由

 

沖縄のお盆の時期に海に入るのは、地元の人たちにとってあまり良くないとされています。

 

その理由は、昔からの信仰や自然の危険が関係していますよ。

 

ここでは、なぜお盆の時期に海に入るのがダメなのか、その3つの理由をわかりやすく説明していきます。

 

理由①旧盆の風習

お盆の時期に海に入ると「引きずり込まれる」という言い伝えが、日本各地で広く知られているのをご存じですか?

実は沖縄でも、お盆の時期に海に入ることは避けられています。

 

では、なぜ沖縄でもそのように言われているのでしょうか?

 

沖縄のお盆は、旧暦の7月13日~15日にあたりますが、この期間は、ご先祖様の霊が家族の元に帰ってくると信じられています。

特に、海を渡って霊が帰ってくるという考えがあり、海に入ることで霊を驚かせたり、引きずり込まれるという言い伝えがあるようです。

 

そして、お盆の期間中は、ご先祖様を敬うために様々な儀式が行われます。

海に入ることを避けるのも、その一環として霊を尊重する行動とされているのです。

 

【沖縄のお盆はいつ?】

沖縄のお盆は『旧暦』に基づいて行われますが、毎年使っているカレンダーの暦は『新暦』です。

そのため、沖縄のお盆である旧暦7月13日~15日は、新暦に置き直す必要がありますよ。

 

旧暦2023年7月13日~15日 ⇒ 新暦2023年8月28日~30日

旧暦2024年7月13日~15日 ⇒ 新暦2024年8月16日~18日

旧暦2025年7月13日~15日 ⇒ 新暦2025年9月4日~6日

 

また、霊に引きずり込まれるという言い伝えは、実際にはクラゲの発生や台風といった海の危険性を強調するための教訓とも考えられます。

 

そこで次は、沖縄のお盆に起こりやすい海の危険性について見てみましょう。

 

理由②クラゲの危険性

沖縄では「令和6年ハブクラゲ発生注意報」が発令されているのをご存じですか?

発令期間は令和6年6月1日(土)~9月30日(月)。

この時期にハブクラゲを含む多くのクラゲが海に現れるため、県民及び観光客に対し、クラゲ刺症 についての注意喚起が行われているのです。

 

注意喚起が必要なクラゲとは、いったいどんな危険性を持っているのでしょうか?

 

実は、沖縄の海には、ハブクラゲやアンドンクラゲといった猛毒を持つクラゲが生息しています。

これらのクラゲに刺されると、激しい痛みや腫れ、場合によっては命に関わることも…。

特にハブクラゲは、その毒性の強さから非常に危険と言われているのです。

 

そして、この危険なクラゲの発生ピーク時期が、お盆の時期と重なってしまいます。

これは、海水温が高くなることでクラゲの活動が活発になるからなんですね。

 

お盆の時期にどうしても海に入りたい場合は、クラゲ防護ネットが設置されたビーチを選ぶようにしましょう。

ただし、クラゲ防護ネットも100%安全とは言えないため、万が一クラゲに刺されてしまった場合の対処法も知っておくことが大切ですよ。

【ハブクラゲに刺された場合の対処法】

  1. すぐに海から上がる
    (激しい動きをせず、刺された部分をこすらないようにしましょう。)
  2. 刺された部分を酢(食酢)で洗い流す
    (※酢はハブクラゲにのみ有効です。
    ハブクラゲかどうか分からない場合は、海水を使いましょう。
    また、真水で洗うと毒が広がる可能性があるため、避けて下さい。)

  3. クラゲの触手を抜く
    (手袋・ピンセット・ハンカチなどを使って触手を抜き、素手では触らないようにしましょう)
  4. 刺された部分を冷やす
    (痛みを軽減させるのに役立ちます)
  5. 速やかに医療機関を受診する

お盆の時期に沖縄の海に入ることは、クラゲの危険性を考えると避けたほうがいいでしょう。

しかし、沖縄に来たら海に入りたいと思う方も多いはず。

そんな方は、クラゲの危険性を理解し、十分な準備をしたうえで、沖縄の海を楽しむようにしましょう。

 

理由③台風シーズン

そして最後の理由が、台風です。

 

沖縄の台風シーズンは、主に6月から10月にかけて続きます。

この期間中は、強い風や大雨、波の高さが増すことが一般的で、特にお盆の時期は、台風が発生しやすく、海のコンディションが非常に不安定になるのです。

 

いざ、台風が接近すると、海は荒れ狂い、波が高くなり大変危険です。

離岸流や強い波に巻き込まれることもあるので注意して下さいね。

【離岸流の対策】

離岸流は、海岸に打ち寄せた波が沖に戻る際に発生する強い流れのことで、泳いでいる人を沖に引きずり込むことがあります。

離岸流に巻き込まれた場合は、慌てずに流れに逆らわず、横に泳いで流れから抜け出すようにしましょう。

 

お盆の時期に沖縄の海を楽しむ際は、安全対策をしっかりしておくようにしましょう。

 

 

沖縄のお盆に海を楽しむための安全対策

 

沖縄のお盆に海に入るのがダメな理由を説明しましたが、しっかり安全対策をすれば危険を回避して海を楽しむことができますよ。

 

ここでは、安全に楽しむためのヒントをいくつかご紹介します。

 

【沖縄の海を楽しむための安全対策】

  1. 指定されたビーチを利用
    (ライフガードが常駐しているビーチや、クラゲ防護ネットが設置されているビーチを選ぶと安全です。)
  2. 適切な装備を身につける
    (クラゲに刺されにくいラッシュガードやウェットスーツを着用することで、肌を保護し、安全に海を楽しむことができます。)
  3. 天気予報の確認
    (台風の接近や海の状況を常に確認し、危険が予想される場合は海に入らないようにしましょう。)
  4. 海の危険を理解する
    (離岸流や強い波など、海の危険について事前に理解しておくことが大切です。)
  5. 台風時の避難場所
    (台風が接近している場合は、海から離れ、安全な場所に避難することが最優先です。
    宿泊施設や地元の避難所の場所を事前に確認しておくと安心です。)

 

この他にも、地元の人々や観光客の口コミを参考に、安全で評判の良いビーチを選ぶのもいいですね。

 

また、お盆の時期に海に入るのが難しい場合は、他のアクティビティを楽しむのも一つの方法です。

 

例えば、沖縄の美しい自然を楽しむハイキングや、伝統的なエイサー踊りを観賞するなど、海以外にも楽しめることが沖縄にはたくさんあります。

しかし、見どころが島のあちこちにあるので、沖縄の観光スポットを巡るには移動手段を考えないと大変な思いをすることになりますよ。

 

 

沖縄のお盆はオーパスレンタカーで移動!

 

沖縄での移動手段は、ゆいレール・バス・タクシーなどがありますが、私のおすすめはオーパスレンタカーです。

 

車種が豊富なオーパスレンタカーなら、目的に合った車種を選ぶことができますよ。

選んだ車種で沖縄本島を自由に移動し、観光スポットを効率よく巡りましょう!

 

さらに、オーパスレンタカーは、那覇空港から車で5分と好立地であるにもかかわらず、お客様に合わせた個別空港送迎があるんです。

家族旅行など小さなお子様がいる場合、旅行カバンを持ちながらの移動は、たとえ近場でも大変ですよね。

個別空港送迎があるオーパスレンタカーなら、お土産で手荷物が増えても安心して那覇空港までたどり着くことができますよ。

 

オーパスレンタカーは、HPから空き状況の検索ができるので、まずは沖縄の移動手段としてレンタルできるかチェックしてみてはいかがですか?

 

HPで空き状況をチェック! ⇒ オーパスレンタカー (opuslink.jp)

 

 

まとめ

 

「沖縄のお盆に海に入るのはダメ」と言われているのには、3つの理由が考えられます。

 

【沖縄のお盆に海に入るのがダメな3つの理由】

理由①旧盆の風習

理由②クラゲの発生ピーク時期で危険

理由③台風シーズンで海の状態が不安定

 

お盆の時期に沖縄の海を楽しむ際は、海の危険性を理解し、安全対策をしっかりすることが大切ですよ。

 

また、沖縄は海以外にも楽しめる観光スポットがたくさんあります。

私も家族旅行でいろいろな観光スポットを巡りましたが、その際、自分たちのペースで移動できるオーパスレンタカーは便利で快適でした!

 

これから沖縄に行かれる方も、便利に快適に観光スポット巡りができるよう、自分に合った移動手段を考えてみると良いかもしれませんね。

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